「ピンチはチャンス」なんて、信じられなかった
「人間万事塞翁が馬」「ピンチはチャンス」なんて言葉、誰しも一度は聞いたことがあると思います。
でも、私が病気休職中のときはいくら前向きな言葉を集めて自分に言い聞かせても、そんなの無理だ!!!と思っていました。自分でもここまでどん底になるのは初めて…本当にどうやったらこの気持ちから抜け出せるのか分からない。
そんなときに、たまたまこのサムネに釣られて見たYouTubeを始めとして、浅見帆帆子さんのことを知りました。最初は疑心暗鬼でしたが、他の動画や本を読むにつれ、「人間万事塞翁が馬」「ピンチはチャンス!」という考え方も本当なのかもと思えるきっかけになりました。
「答えを決めなくていい」その言葉に救われた
この動画の中で、
- 無理に考えをまとめて、答えを決めなくていい。考えがまとまらないときは、まだ発酵中であるので、このままでいい。永遠に待つことはないので、発酵・熟成するのに必要な時間。
- 楽の先には成長がない、楽してはいけないという思い込みを手放す。
特に胸に刺さりました。どうにかして前に進んでいなければいけないという焦りが常にありましたが、無理に決めなくてもよいと言われると気持ちが楽になりました。
私は、浅見帆帆子さんのことをそれまでまったく知りませんでした。しかも、ベストセラー作家と知り、驚きました!若干24歳にして!
アラサーの私からすると、そんな若いときにそんな業績を残せるなんて、すごすぎる。
年齢は関係ないのだなあとつくづく思わされました。
教員は年功序列で給料が決まるし、保護者からの信頼も年齢が上の方がベテランだと思われて信頼されやすいし…早く年を取りたい(笑)なんて思ってしまっていました。
でも、周囲を見ても年齢に関係なく、素敵な人ってたくさんいますよね!
そこから、私は浅見帆帆子さんにハマり…(正直、引き寄せの法則や宇宙へのオーダーといったスピリチュアルな考え方を全肯定しているわけではないのですが、)見ると何だか元気になるし、流れに身を任せて楽しく生きていいのだ!と考えられるようになりました。
マイナスの出来事は、願いを叶えるために起きている?
この動画では、ある選手が足のけがをしてしまったことによって、治るまで上半身を鍛えることになり、結果的に後のオリンピックでメダル獲得に繋がった話が出てきます。
そこから、
起こることは、その人が根底で望んでいることを叶えるために起きてくれている。
ということを伝えてくれています。けがをしたその部分だけを切り取ると、マイナスに思えて仕方がありませんが、その出来事のおかげで自分の願いが叶うとしたら…
日常生活でその考えを実際に取り入れていくと、どんなにマイナスな出来事のように思えても「今起こることが自分にとってベストなのだ!」と思うことができ、自分を責めることが減ったように思います。私自身も年度の途中で教員を辞めたこと、自責の念に駆られていましたが、この出来事ももしかしたら自分にとっては人生の好転機になりうるのかもしれないし、担任をしていた子供たちにとっても、よりよい先生との出会いにつながるのかもしれないと少しずつ考えられるようになってきました。(もちろん、子供たちや同僚の先生方には迷惑をかけてしまったことには変わりないので、すべてよかったと正当化しようとは思っていません。)
自分の力ですべてどうにかよい方向にしなくてはいけないのではなく、なんとなく決まっている流れに身を任せるような感覚がつかめてきたのかもしれません。
そうやって生活していくと、周囲への感謝がたくさん生まれ、徐々に毎日がハッピーと感じられるようになってきました。
どん底な気持ちのときって、この状態がずっと続いてしまうと思って、将来も悲観してしまっていましたが、「この状態が50年も続くわけない、むしろこの出来事があったおかげで…と言えるようにしていくぞ!くらいのつもりで受け止められるといいね。」とこれからも自分に言い聞かせていきたいです。
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