病気休職中はどうしても休んでいることへの後ろめたさがあり、友人に話しても理解されないのではないかという不安もあり、家族以外の人に会う気になれませんでした。
しかし、ちょうどアラサーという年齢的にも、周囲には育休中の友人がチラホラ…この子だったら会っても大丈夫かも!という友人に連絡を取って会う機会をもちました。
何人かに会いましたが、正直な話、自分がネガティブになっているところもあって考えすぎかもしれませんが、表面上は私の今の現状に理解を示していそうではあるものの本音としては…という子もいました。(その子が悪いわけでは決してなく、育児をしている大変なときに会ってくれるだけでも感謝だし、直接傷つく言葉を言われたわけではないので、相手に悪気はありません)
しかし、私の気持ちに寄り添い、「人生にはそんな時間も必要だよ〜私も育休明けが不安だし」と言ってくれる友人がいたことも確かです。そんな言葉をかけられるなんて、「人生何度目!?」と(笑)
この子だったら、たとえ私が教員を辞めたとしても、何の職業に就こうと、本当の意味での友達でいられるなと確信しました。その子に何か大変なことが起きたときには、全力でサポートして、恩返ししたい!とも。
励まされる気持ちもある中、育児中の彼女らはやはり口を揃えて「子供はかわいいよ〜」と。
その言葉はきっとこちらを気遣ってくれて、キャリアよりも家庭優先でも、と教えてくれているとも捉えられます。年齢的にも、教員を退職した今すぐに妊活してしばらく専業主婦になるか、いつ子供ができるのかも分からないのだから就職か問題に悩まされます。笑
専業主婦の場合はもちろん育休手当はありません。かといって、就職してもすぐに育休をもらえる会社があるかも分からないし…でも、いざ子供がほしい!と真剣に考えたときには年齢的にも、もっと早くすべきだったなんてことにもなりうるし…と考えると何が正解なのか分からなくなってきます。
そうすると、「我慢してでも育休をもらうまでは、教員を続ければよかったのかも。」なんてことも考えてしまいます。しかし、母には「ストレスで子供ができなかったかもしれないし、仕事を続けていたらもううんざりして、自分の子供であったとしても望まなくなっていたかもしれないよ。」と言われ、それもそうか…
様々な場合の「あのとき自分がこうしていたら」とか「もし異動がなければ」なんて、たらればを考えてしまいますが、それを考えたところで答えが出るわけではないし、というのは分かっていて…正解にばかりこだわっていたけれど正解なんて1つではないし、そもそもないのかもしれないとだんだん思えるようになってきました。
ここまで書いてみて客観的に読んでみると、私って次から次へと悩みが出てきて、よく言えば悩み上手なのかも(笑)他の人ってこんなに悩むことないのかな〜人の脳内がのぞけたら、比べられるのになあ!
冒頭の話に戻りますが、現場で頑張っている友人やお世話になった前の職場の先生方には自分の不甲斐なさを感じて、直接会うことができませんでした。それは、自分の決断を心から賛同してくれない、相手の期待を裏切ってしまったことへの反応を目の前で受け止める勇気がなかったので、予防線を張っていたように思います。
どのくらい時間が経過すれば、こういった自分の気持ちを払拭できるのか、まだわかりませんが、今のところは次の就職先が決まれば、心が落ち着くのかなというつもりでいます。(自分が怖がっているだけで、周囲はそれほど気にしていないというのも頭では分かっているつもりなのですが…)
まずは、自分が自分を責めずに、味方になってあげられるようになりたいです!
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