年度途中で教員を退職

キャリア

私は、現在アラサーで小学校教員として約6年勤務しましたが、今回教員を辞める決断をしました。
その決断に至った過程とその後の生活、価値観や心境の変化を綴っていきます。

年度途中で教員を退職。決断に至るまでの葛藤

タイトルの通り、私は年度の途中で教員を退職しました。私自身、年度途中での退職は考えたこともなく、退職するとしても年度末でないと同僚の先生方はもちろん、子供たちや保護者にとっても迷惑をかけてしまうので絶対にできないなあと考えていました。その考えを持っていたため、自分にとって年度途中での退職は苦渋の決断となりました。

ストレスとハードワークから体調を崩し、病気休職を1ヶ月経ての退職でした。今思うと、病気休職中の1ヶ月間が一番メンタル的には落ちていたし、きつかったなと思います。

周囲からの温かい言葉と、募る「後ろめたさ」の板挟み

決断をした際、家族や友人からは「体調が悪くなってしまったのだから仕方ない。」「健康はお金では買えない。」「一度健康を完全に害してしまった後では、元に戻るのに相当な時間がかかるのだから、自分を守った選択である。」と前向きな声をかけてもらいました。

自分自身もその言葉に安心するところもあり、退職した方がいいのだと頭では納得しているものの、当時の学校に対する後ろめたさや退職を聞いた元同僚からの野次馬的な連絡を受けるとやはり自分はもっと頑張るべきだったのか?と答えが出ない問いを常に自分自身に問いかけ、苦しみました。

あれほど「退職すれば、自分はゆっくりと体を休められる」「仕事なんて元気であればいくらでも見つかる」と思っていたはずなのに、この時ばかりは自分の責任感の強さを憎みました。

「責任感の強さ」に苦しんだ自分、そして気づき

そんな責任感の強さを当時は自覚することなく、「みんな頑張っているから私も同じように頑張らないと」と思い、普通の感覚だと思っていました。しかし、様々な人との交流を通して、人によって責任感の強さって違うのだなあと気づくことができました。でも、その責任感の強さをきっと生かせる仕事が見つかるだろう!と少しずつ今は自分の良さの1つであると受け止められています。(まだ職については探し中ですが…笑)

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

自分の気持ちを整理するために書いていますが、もし同じ気持ちで悩んでいる人に少しでも勇気を与えられたら嬉しいです!

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